当工房の木製品の仕上げ塗装について
学校給食器、保育給食器にも活用されている塗装剤です
当工房が使用するポリウレタン系樹脂塗料は、食品衛生法の規格基準に適合したもので、人体に有害なトルエン、キシレン等(特定化学物質)及びホルムアルデヒドの含有がありません。
岩手県洋野町や北海道置戸町の小学校や保育園では、地元産の針葉樹(エゾマツやトドマツ)から造られた木食器が採用されています。これらの給食器に使用されている塗装剤を、当工房でも採用しています。
木の質感を失わずに木質を強化
塗装仕上げを施すことにより、水分や細菌、害虫の侵入を防止し、木の変色や老朽化の進行を抑えることができます。
木材を組織レベルで強化(セルロースを硬化)し、一方で塗膜を作らないという特徴があります。このため、塗装を施しても木材本来の質感が失われることはありません。木そのままの肌触りが感じられ、かつ耐水性・耐摩耗性にも優れた木製品に仕上がります。